誰も償ってくれない現実

はじめに

諸事情によりサイトを長く更新できなかったこともあり、アクセス数もゼロとなりました(笑)。自分の力量のなさを認めつつ、良くも悪くも自分のペースで更新しようと思います。

 

 

○私の人生の苦しみ

私は学生時代のいじめにより、トラウマPTSDを抱えて生きることになりました。そのことに加えて、私が成長するにつれ、自分の家の機能不全家庭ぶりが顕在化し、それに私が気づくようになりました。本来、子は守られて生きるはずの親から足を引っ張られ、そのことも私を大きく苦しめました。そんなある時、「悲しい顔をするな!」と親から言われたことは、私にとってとても辛かった出来事の一つです。

親ガチャや小中学校ガチャ・世代ガチャ・健康ガチャなど、生まれガチャ全てに失敗した私の人生は最低最悪のものとなりました。学校ではいじめられ、家では機能不全家庭に暮らしました。それでも、いじめ加害者も親も誰も私に償ってくれませんでした。この現実を受け入れるのに、私は相当時間を費やしました。どうやって理不尽な出来事を乗り越えれば良いのかと苦しみました。そして、ある時、相手へ償いを求めることを諦めるしか方法はないと、ようやく私は気づきました。

 

 

○喪失の作業の大切さ

今回、紹介する本を読み、知ったことがあります。それは、辛いこと・悲しいことがあったその時に、たくさん泣いて悲しみを出し切ることが、いかに重要かということです。これはネガティブな出来事のトラウマ化を避ける方法でもあると思います。私は苦しんだ当時、我慢するほかありませんでした。しかし、健康に生きるには、ありったけの怒り・悲しみ・恨み・理不尽・苦しみ・辛みを放出し、それを受け止めてくれる人(保護者)の存在が必要なのです。すでに大人になった人は、治療者を加えたり、また別の形での癒しが必要なのかもしれません。

 

 

おわりに

今回は初めて機能不全家庭育ちであること(ネガティブなこと)も書きましたが、遠くないうちに、この記事を笑って読み返す日がくれば良いなと思いました。ACの当事者は苦しいですが、関連の本を読むだけでも少し気が楽になります。

 

 

 

ACの方のためのワークが載っています。機能不全家庭の仕組みが詳しく書かれています。