右脳の改善を測る方法

はじめに

これまで、数回に渡って、脳を改善する方法を記事にしました。私自身、これらのトレーニングをストイックにこなして来ました。これはマイナスをゼロに近づける作業であって、プラスを更に増やすことではありません。

私の率直な気持ちを書くと、時々、なぜ、こんなに努力しなければならないのだろうかと思います。生きづらさを抱えていても、マイノリティが生きやすい社会であれば良いのですから。もちろん、一般的な人も、私のようなマイノリティとは別の種類の努力をしているのだと思います。

私は、ASDを持つ生きづらさに加えて(ASDでも人生が生きやすい人は大勢いると思いますが)、学生時代に、いじめに遭い、その後トラウマPTSDを抱えながら生きるマイノリティになったことが、生きづらさをより増しているのだと思います。ASD以外でも、マイノリティの辛みは、当事者しか実感しないことですし、他者との共有や理解を得ることも難しいだろうと感じています。

それもあって、私は他者に期待せず、自分自身に期待して生きています。自分を変える方が早いし、何より、達成感や満足感を得られます。自分がどんどん変わっていって、自分の望む姿になれば良いと思っています。社会も少しずつ変わりつつありますが、それをただ待つのでなく、自分から動き出して、実りを手にしたいです。そうやって、自分自身を奮起させ、様々な改善方法に取り組んでいます。全ては、自分自身のより良い未来を迎えるためだと思っています。その取り組みの中で、私と同じように、生きづらさを抱える当事者の方へ、何か役立つような情報をシェア出来ましたら何よりです。

 

 

それでは本題ですが、今回は、以前書いた「ASDを改善する方法」の結果を測る方法をシェアします。

 

N'バックアプリ(無料アプリ)を使って測る

画面に表示される、記号や色の数を覚えて答えることを繰り返して、数値を測る方法です。ASDを改善する(右脳を鍛える)トレーニングをしないまま、アプリを続けても、スコアは伸びないかと思いますので、ある程度、トレーニングを行った後に測ることを、おすすめします。

私は、頻繁には測っていません。スコアの伸びが小さいと、精神的に凹みますので、以前より右脳が改善された実感を持てた時に測るようにしています。それに、スコアを上げることでなく、生きづらさを減らし、人生を楽しく生きることが目的ですので、あまり数値にはこだわっていません。アプリ自体はとても便利なので、おすすめです。

 

 

絵本を読む

人物や動物・物を探す内容の絵本を読んで、右脳の改善の度合いを測る方法です。こちらの方法は、先のN'バックアプリと異なり、とても抽象的な結果が出ます。以前よりは改善したかな、という、あくまで個人の主観で判断することになります。絵本は、読み手の想像力を膨ませ、抽象的な思考を養う読み物でもあるため、数値でハッキリと結果が出るものではありません。

私自身は、短期的には絵本で確かめ、長期的にはアプリで測っています。私は、ゆっくりとした変化を楽しむために、絵本を活用しています。どうせやるなら、楽しい方法で取り組みたいと、私は思っています。ですので、こちらの方法もおすすめです。

 

 

おわりに

今回は、右脳の改善を測る方法をシェアしました。もし、測った時に、結果がご自身の予想と違っていても、あまり焦らなくて大丈夫かと思います。脳でも何でも、少しずつ変化していくものだと思いますので、右脳の改善方法に取り組みつつ、その時の結果に対しては、ある程度、気楽に構えておく方が、自分自身を追いつめることなく進められます。

また、私が記事に書いている、「ASDを改善する方法」や「前頭前野を働かせる」取り組みは、決して強制ではありません。取り組んでみたいと思う方や、自分自身を変えたいと思う方に、試してみてもらえたらと思います。この記事が、生きづらさを抱える方の参考になりましたら何よりです。