ASDを改善する方法

少し前に、私はASD(Autium Spectrum Disorder)であることが判明しました。長年、行きづらさに苦しんできたので、最短距離でASDを改善する方法を探して実践しました。今回はその方法をシェアしたいと思います。

 

 

本を多読する

同じ分野の本を同時に読む方法です。私は2冊交互に読みましたが、脳が疲れました。疲れたということは、今まで使われていなかった脳の部分が動いたということではないかと思います。本Aと本Bの中に共通点を見つけ、内容の理解が深まります。イメージとしては、情報の点と点が繋がって線になるような感覚を得ます。

 

 

ランダムに選択する

コンビニに立ち寄った時に、飲み物コーナーの商品棚を一通り見て、何の飲み物を買うかなど、取り組みやすい方法です。これを続けていくと、次第にどれでもよいことに気づきますし、また、視野が広がります。そのほか、タオルを例にあげると、体を拭く以外の用途に、雨が降ったらフード代わりにしたり、寒ければケープ代わりに使ったりと、1つの物で代用できると思いつくようになります。より、ランダム性を持たせるために、サイコロを振ってどれを選ぶか決めても良いと思います。

 

 

文章を図形に変換する

例えば、丸→◯、四角→□、というように、文章を図形や絵に書き換える方法です。紙とペンがあれば取り組めるので、個人的には最もコスパが高い方法だと感じました。映画や小説の人物相関図を書いてみても楽しいです。また、図形を書いているうちに、麦わら帽子は円柱と円の組み合わせなんだなと、1つの物を分解して考えられるようになります。絵がすぐに思いつかない場合は、アイコンをまとめた本もありますので、そちらを参考にしても良いのではないかと思います。

 

 

私は、既に大人の脳になっているので、一般的な人の脳と同じように「治る」ことはないと思っています。ですが、時間が経てば、また脳や改善方法も変わるかもしれません。いずれにしても、個人としての生きづらさが減れば、それで良いのだと思います。

上記にシェアした以外にも、改善する方法はあると思います。人によって、好みや取り組みやすさも異なります。正しい答えは1つではないので、ご自身で新たな改善方法を探して、試してみるのも良いことだと思います。以前の私と同じように、生きづらさに苦しんでいる当事者の方の参考になりましたら何よりです。

 

 

2021.12.7.追記

右脳の改善にブーストをかける為、新たに次の事にも取り組んでいます。

◯即断即決する

◯左手で食事を摂る

モーツァルトの曲を聴く

即断即決×ランダム性で行動すると、かなり物事の選択肢が広がると思います。即断即決すると、活動する際に自然と時短になり、QOL(生活の質)も上がるので、おすすめです。

 

 

↑こちらには、子ども用のエクササイズが載っています。